あいことば ｜ MEIKO（ボカロ)

あいことば

作詞 ： ビタワンP
作曲 ： ビタワンP
歌声（ボカロ） ： MEIKO KAITO

（歌詞）
薄く　伸びる　君の影 　　　一歩　離れて追いかけた 　　　まるい　まるい　望月の 　　　銀の光が照らしてた

「死んでもいいわ」と 　　　何処かで聞こえた言葉は 　　　私に少し　熱すぎて 　　　仄かにともる　灯火に 　　　そっと　望みを託すだけ

届かぬはずの言霊は 　　　じわり　私を締め付ける 　　　君の隣りで　呟いた 　　　「今宵も月が綺麗ですね」、と

伏せた睫毛　弾く光 　　　君の横顔　眺めてた 　　　まるい　まるい　十五夜の 　　　淡い光が照らしてた

鏡の心が 　　　逆さま描いた言葉は 　　　私に少し　冷たくて 　　　君に届けと　願いかけて 　　　ぎゅっと　唇噛み締めた

ふわり微笑む　君の笑み 　　　夜空　見上げては照れ隠し 　　　君の手握り　呟いた 　　　「今宵も月が綺麗ですね」、と

うさぎうさぎ　何見て跳ねる　　　　　/ ぬばたまの　その夜の月夜　　　　十五夜お月様　見て跳ねる 　　　　/ 今日までに　我れは忘れず　間なくし思へば

互い行き交う　同じ音 　　　意味を量れない　『あいことば』 　　　二人　背を合わせ呟いた 　　　「今宵も月が綺麗ですね」、と

（二人で過ごす　同じ時） 　　　（届かぬはずの言霊よ）